ワムシ(マダイの餌)の培養を始めました

マダイの卵をとる前に、マダイ稚魚の餌となるワムシ(動物プランクトン)の培養を始めました。

種となるワムシに餌となるクロレラ(植物プランクトン)を与え、どんどん増やしていきます。写真で海水が緑色に見えるのはクロレラの色です。また、ボコボコした泡は海水中の細菌の組成が安定している証拠で、ワムシが元気なことを示しています。

また、増え方を確認するため、毎日、ワムシの数を数えています。(水を取って、その中のワムシを顕微鏡で数えます)

マダイが生まれたときに餌がないと餓死してしまうので、餌の培養も大切な仕事です。昔は、大きな水槽をたくさん使いワムシの餌のクロレラを育てていましたが、今は市販のクロレラが使えるようになり、その点では仕事が楽になりました。


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